不動産の擁壁とは?擁壁がある不動産が売れにくい理由をご紹介

2025-04-22

不動産の擁壁とは?擁壁がある不動産が売れにくい理由をご紹介

不動産にはさまざまな種類がありますが、なかには擁壁がある土地も存在します。
擁壁のある不動産は売却しにくいと言われており、売却には工夫が必要です。
今回は、不動産の擁壁とは何か、擁壁がある不動産の売却が難しい理由や売却の方法についてご紹介します。

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不動産の擁壁とは何か

擁壁は、高低差がある土地に設置され、斜面の土をせき止めることで地盤を強化し、崩落を防止する役割を果たす構造物です。
土地が道路よりも高い位置にあるときも、擁壁が必要になることがあるでしょう。
2m以上の擁壁をつくる際は、建築基準法により建築確認申請が必要です。
自治体によっては、がけ条例により一定の高低差がある土地には擁壁を作るよう定められています。
擁壁は、土砂の崩落を止めるためにコンクリートなどで固めた構造物です。
そのため、土を留めただけの土留めや、住宅のまわりに設置され境界線の明示や目隠しをするブロック塀とは作り方や役割が異なります。

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擁壁のある不動産の売却が難しい理由

擁壁がある不動産のなかには、そのままでは売却が難しいものもあります。
とくに、擁壁の表面にひび割れがある、素材の違う擁壁が2段になっている、コンクリートではなく自然石でできているなどの危険な擁壁があると売れにくいです。
擁壁がある不動産では、擁壁を修理するための工事費用を所有者が負担します。
修理がおこなわれていない擁壁をそのままに不動産を売却するのであれば、その工事費用の分価格が安くなるでしょう。
擁壁の安全性が確認できないと、建っている建物の建て替えができません。
擁壁の状態によっては擁壁ごと作り直す必要があり、住宅を建て替えるだけのケースよりお金がかかることを理由に買主の方に避けられるのです。

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擁壁のある不動産を売却する方法

擁壁のある不動産を売却するためには、まず擁壁の安全性をきちんと確認しておくことが重要です。
建築士をはじめ、土木工事の専門家に点検を依頼することで、擁壁が安全かどうかをしっかりと判断できます。
現時点での擁壁が危険とみなされた場合には、必ず補強工事を行う必要があります。
最初から十分な補強工事を施しておけば、擁壁のある不動産でも価格を引き下げることなく売却できる可能性が高まるでしょう。
また、個人の買主への売却が難しい場合には、不動産会社に買取りを依頼するという選択肢も検討できます。
ただし、不動産会社に買取りを依頼する場合は、売却価格が一般的な相場よりも下がる傾向があるため、十分な注意が必要です。

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まとめ

擁壁は、土地が崩れるのを防止するために、傾斜地や高低差がある場所に設けられている構造物です。
擁壁の劣化が進んでいると崩落のリスクが高く、工事が必要になるためそのままでは不動産の売却が難しい傾向にあります。
事前に検査をして擁壁の安全性を確かめ、必要に応じて補強工事をおこなっておくと良いでしょう。
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