2024-10-22
自宅を売却して資金を得たうえで住み続ける「リースバック」に、興味を持ち始めている高齢者が増えているようです。
リースバックへの理解を深めるには、リースバックとは何か、どのような恩恵が受けられるのかなどを知ることが大切でしょう。
そこで今回は、リースバックを利用するメリットと利用条件、注意点をご紹介します。
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リースバックを高齢者が利用するメリットには、老後資金の確保が挙げられます。
自宅を一度売却したあとで、まとまったお金を一括で受け取れるため、生活資金の不足などが懸念される高齢者は資金面での安心感が得られるでしょう。
リースバックを利用しても自宅に住み続けることは可能であり、自宅の売却前と変わらない住環境で生活できます。
また、遺産に不動産が含まれている場合、子どもやきょうだいなどが多いと相続の際に、遺産分割でもめる恐れがあります。
リースバックで自宅を現金に換えておけば、相続人が2人以上いても分割しやすく、揉めごとへの発展を避けやすいです。
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高齢者を含めてリースバックを利用するためには、住宅ローン残債を上回る価格で自宅を売却する必要があります。
もし売却価格で住宅ローンを完済できない場合は、リースバックを利用できません。
家賃の支払い能力がある点も条件のひとつであり、家賃を支払えないと引っ越しを余儀なくされます。
家賃を支払う余裕がなければ、生活水準を引き下げるなど対策を講じ、必要に応じてライフプランを再考しましょう。
リースバックの利用を検討するうえでは、欠陥や不具合など重大な瑕疵の存在も大きなポイントとなります。
ただし、瑕疵に関する条件は不動産会社ごとに異なるため、比較検討しながら申し込み先を選ぶと良いでしょう。
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リースバックを実際に利用する際の注意点として、契約内容をよく確認することが大切です。
高齢者のなかには、契約内容を理解しない状態で契約しトラブルになることがあるため、家族や親族など身近な方に相談して契約すると良いでしょう。
また、リースバックを利用する前には、相続人になり得る家族には事前に知らせておくことをおすすめします。
相続した自宅で暮らすことを考えている方がいた場合は、人生設計に影響をおよぼしかねないため、あらかじめ伝えておくのが賢明です。
さらに、3か月以上家賃を滞納すると自宅から退去させられることもあります。
定期借家契約を結んだあと、再契約できないときも同じく退去させられるため注意しましょう。
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高齢者によるリースバックの利用には、まとまった老後資金が得られるなどのメリットがあります。
継続的な家賃の支払いに対応できるなどの条件を満たさない場合、リースバックは利用できません。
実際に利用する際は、契約内容を確認するなど注意点に気を付けましょう。
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