古家付き土地とは?土地を古家付きのまま売却するメリットと注意点を解説

2023-08-08

古家付き土地とは?土地を古家付きのまま売却するメリットと注意点を解説

古家付きの土地を売却するとき、古家を解体して更地にしたほうが良いのか、それとも古家付きのままで良いのかが気になるのではないでしょうか。
今回は、古家付きのまま売却する際のメリットと注意点について解説します。
土地の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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売却前に知りたい古家付き土地とは

古家付き土地とは、文字どおり古い家が建ったままで販売されている土地をいいます。
この古い家とは、中古住宅ではなく経済的な価値がない建物です。
そのほかにも、建物の損傷がひどくて取り壊す以外にない建物も古い家として表現されます。
明確な基準はないのですが、一般的に築20年以上の住宅を古家と呼んでいます。
古家付き土地の建物には経済的な価値がないので、売却の際はあくまで土地だけの価格で買主を見つけなければなりません。
そして、古家の解体費用がかかることを踏まえて、更地の状態よりも販売価格を下げて販売します。
ただし、中古住宅と古家付き土地のどちらで販売するかは売主の意向次第です。
そのため、建物の老朽化の状態や物件の立地条件、そして市場の動向などを総合的に判断して決定する必要があります。

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古家付き土地として売却するメリットとデメリット

まず、解体費用がかからない点がメリットの一つです。
古家の解体費用を買主負担として販売するため、売却にかかるコストを削減できます。
そして、建物がある土地は固定資産税の軽減措置を受けられるのもメリットです。
住宅用地の負担調整措置によって、固定資産税額は更地と比べて200㎡までは6分の1に減額されます。
一方でデメリットは、販売価格がどうしても安くなる点です。
解体費用を買主が負担するのを前提とした販売価格で、売買契約を結ばなければなりません。
メリットとデメリットを十分に考慮して、解体して販売するのか、古家付きのまま売るのかを慎重に決める必要があります。

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古家付き土地で売却するときの注意点

古家が建っていたとしても、土地として売却するので売主には境界の明示義務があります。
古くから土地を所有している場合は、測量していないかもしれません。
境界がわかっていない場合は、測量をして、境界を確定してから販売活動するよう注意しましょう。
また、建物の契約不適合責任をすべて免責しておくことが重要です。
契約不適合責任とは、契約の内容に適合しない場合に売主が買主に対して負うものです。
土地のみの価格で販売するので、契約する際には建物について一切の責任を負わないものとする契約不適合責任免責の条文を明記するよう注意しましょう。
そして、ゴミを処分しておくのも重要です。
ゴミが残っていると、解体費用にくわえてゴミ処分の費用が発生します。
買主に値下げ交渉の材料を与えてしまうため、販売価格が安くならないように注意しましょう。

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まとめ

古家付きの土地を売却する際は、古家を残したままにするのか、それとも解体してしまうのかの判断を慎重にしなければなりません。
古家の有無で、費用面と税金面、そして販売価格が大きく変わってしまいます。
メリットとデメリットをしっかりと見極めて、土地の売却をスムーズに進めていただければ幸いです。
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