相続では現金と不動産どっちが得?それぞれのメリット・デメリットをご紹介

2025-02-18

相続では現金と不動産どっちが得?それぞれのメリット・デメリットをご紹介

相続の予定があり、相続税が心配なので相続税対策をしておきたいと考えている方は多いでしょう。
相続する場合に、現金と不動産とではどっちが得なのか気になるところです。
今回は、相続するなら現金と不動産ではどっちが得なのか、現金と不動産のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

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相続するなら現金と不動産どっちが得?

現金と不動産を相続する場合に、相続税を節税することを考えれば、不動産を相続したほうが得です。
現金と不動産の違いは、相続税評価額にあります。
相続税の課税価格は、財産から計算した相続税評価額にもとづいて計算します。
現金の場合、相続税評価額はそのままの金額になるため、もし財産が現金1億円なら、相続税評価額もそのまま1億円です。
しかし、不動産の場合、もし1億円で購入した不動産であっても、評価額は時価の70%程度で評価されるといわれています。
相続税の計算のしくみでは、相続税の課税価格から基礎控除額を差し引き、それに相続税率を乗じて、相続税の総額を計算します。
それを実際に取得した財産の額に応じて各人で分け、それに税額控除等を適用して、各人の納税額が確定です。
もし、その不動産を人に貸している場合や、小規模宅地等の特例を適用する場合は、さらに減額が可能です。

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不動産を相続するメリット・デメリット

不動産で相続するメリットとして、土地の相続税評価額が購入価格の8割、建物の相続税評価額が購入価格の5割~6割程度になる点があります。
相続税は相続税評価額を基準にして計算されるため、相続税評価額が抑えられれば、不動産の相続税も抑えられます。
また、その不動産を人に賃貸したり、小規模宅地等の特例を利用すれば、相続税をさらに減額することが可能です。
一方で、不動産を複数人で相続する場合、相続人全員の同意がないと売却できない点はデメリットといえます。

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現金で相続するメリット・デメリット

現金で相続すると、相続後の使い道の選択肢が広い点がメリットとして挙げられます。
現金なら、相続税の納税資金にも使え、それ以外でもどのような使い道も可能です。
不動産でも売却すれば現金化できるものの、不動産売却までには長い時間や手間がかかりますが、現金なら相続すればそのまま使用できます。
また、不動産を相続すると遺産分割協議がまとまらないケースが多いですが、現金で相続すれば遺産分割が簡単にできるため、遺産分割協議がまとまりやすいのもメリットです。
しかし一方で、現金で相続すると、そのままの金額で相続税が課税されるため、節税にはならない点がデメリットといえます。

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まとめ

相続するなら現金と不動産どっちが得かは、節税の面から考えると不動産で相続するほうが得だといえます。
不動産を相続するメリットは相続税を抑えられる点ですが、複数人で相続する場合に全員の同意がないと売却できない点はデメリットです。
現金のまま相続するメリットは、使い道の選択肢が広く、遺産分割協議がまとまりやすい点ですが、節税にならない点がデメリットです。
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