不動産が売れない原因とは?売れないときの改善案と売るためのポイント

2022-01-11

不動産が売れない原因とは?売れないときの改善案と売るためのポイント

この記事のハイライト
●不動産が売れないときには、立地や物件、売り出し価格などに問題がないか確認する
●内覧があるのに売れない場合は、ハウスクリーニングするなど好印象を与える工夫をする
●どうしても売れないときには、不動産会社の買取も検討する

不動産を売りに出しているけれども、なかなか売買契約に至らない、あるいは内覧希望者すら現れない、と悩んでいませんか?
不動産の売却に時間がかかるときには、原因を考えたうえで改善案を検討する必要があります。
今回は、不動産が売れないときにはどのような原因があるのかをご紹介し、考えられる改善案を解説します。
売れない不動産を売るためのポイントもご紹介しますので、埼玉県秩父地域を中心とした埼玉県北部エリアで不動産が売れなくて困っている方はご参考にしてください。

\お気軽にご相談ください!/

不動産が売れない!どのような原因が考えられる?

不動産が売れない!どのような原因が考えられる?

不動産が売れないときに考えられる原因を、4つご紹介します。

立地や物件の条件に問題がある

不動産の立地や物件の条件に問題があるときには、買い手を見つけるのが難しくなります。
たとえば売却したい不動産が田舎にあり、そもそもの需要が少ないときには購入希望者を見つけるのは困難です。
都会にあっても土地が三角形をした不整形地であったり、家を建てるには狭すぎたりする場合も、売却までには時間がかかります。
物件自体の築年数が古くて耐震性に心配がある、雨漏りがしているといったケースでも、購入を希望する方はなかなか現れないでしょう。

売り出し価格が適正ではない

売り出し価格が相場とかけはなれて高い場合も、売却まで長引いてしまいます。
売り出し価格は、不動産会社の査定価格に基づいて決めるのが一般的ですが、売り手の都合で相場よりも高く設定することも珍しくありません。
そのようなケースでは、ほかの同じような条件の物件と比較して割高感が出るため、買い手に興味を持ってもらいにくくなります。

内覧に力を入れていない

内覧希望者が現れるのに購入に至らないときは、内覧に力を入れていないことが原因のケースがあります。
内覧に来たときに、部屋の汚れがひどかったり、庭に雑草が生い茂っていたりすると、印象が悪くなって購入意欲を持ちにくくなります。
物件の見た目の印象は、買い手の心理を大きく左右することがあるのです。

売り出し時期が良くない

不動産が売れないのは、売り出し時期が良くないのが原因のこともあります。
一般的に不動産は、転勤や学校の区切りである4月を前にした1~3月が繁忙期といわれています。
そのため4月になって売買取引が落ち着いたころに売りに出しても、興味を持つ方が少ないので売却まで時間がかかる可能性が高くなってしまうでしょう。

こちらの記事も読まれています|空き家を売りたい!「そのままの状態・更地にする」ではどちらが良い?

\お気軽にご相談ください!/

不動産が売れないときに検討するべき改善案

不動産が売れないときに検討するべき改善案

不動産が売れないときに考えられる改善案を4つご紹介します。

土地や物件の問題を解消する

土地や物件に問題があるときには、可能な限り解消することで買い手を見つけやすくなります。
具体的な方法を2つご紹介します。
広すぎる土地を分筆する
売却を試みている土地が広すぎる場合には、分筆して活用しやすい広さにすると購入希望者が見つかる可能性があります。
分筆することで価格も下がるため、高すぎて手が出せないとあきらめていた方にアピールできるようになるためです。
ホームインスペクションを受ける
建物が古くて買い手が不安を覚えることが売れない原因と考えられるときには、ホームインスペクションを受けるのがおすすめです。
ホームインスペクションとは、中古住宅の健康診断のようなもので、建物に不具合や劣化がないかを確認する調査のことです。
ホームインスペクションに合格すれば、買い手に住宅の品質をアピールできるようになります。
買い手に安心感を与えることで、購入を後押しすることにつながります。

売り出し価格を見直す

売り手の都合で売り出し価格を相場よりも高くしているケースでは、一度相場まで戻すのがおすすめです。
物件に問題がなく、価格だけがネックとなっていた場合には、価格を相場まで下げることですぐに購入希望者が現れる可能性があります。
相場まで下げても売れないときには、さらに値下げを検討する必要があるかもしれません。
ただし一度値下げをしてしまうと、再び値上げするのは難しくなるため、不動産会社と相談して慎重に判断することが大切です。

内覧に力を入れる

これまで内覧に力を入れてなかった方は、家の中や庭を掃除して内覧者に良い印象を持ってもらえるように工夫してみましょう。
とくに水回りがきれいだと好印象を持ってもらいやすくなるので、水回りだけでもハウスクリーニングを検討するのがおすすめです。
家が空き家になっているときには、おしゃれな家具や観葉植物などを配置して、モデルルームのように演出するのも効果があります。
「こんな家に住んでみたい」と内覧者に思ってもらえると、購入してもらえる可能性が高まります。

売り出し時期を見直す

売り出し時期が悪いのが原因で売れないと考えられるケースでは、一度売り出しを取り下げて、繁忙期にあわせて再度売り出すことを検討すると良いでしょう。
売れないままずっと売り出し続けていると「売れ残り物件」の印象がついてしまいます。
「売れないのは原因があるはず」と思われてしまうと、ますます売れなくなってしまうかもしれません。
急いで売る理由がない方は、売り出すタイミングを見直すのがおすすめです。

こちらの記事も読まれています|空き家を売りたい!「そのままの状態・更地にする」ではどちらが良い?

\お気軽にご相談ください!/

売れない不動産を売るために押さえておきたいポイント

売れない不動産を売るために押さえておきたいポイント

ここからは、売れない不動産を売るために押さえておきたいポイントを2つご紹介します。

不動産会社とは専任系の媒介契約を結ぶ

売れない不動産を売るためには、不動産会社と専任系の媒介契約を結ぶことがポイントです。
不動産会社と結ぶ媒介契約には、専属専任媒介契約・専任媒介契約・一般媒介契約の3種類があります。
このうち一般媒介契約は、複数の不動産会社と媒介契約を結べることが特徴です。
不動産が売れないときには、多くの不動産会社と契約を結んで購入希望者を探してもらいたいと考えてしまうものです。
しかし一般媒介契約は、売り手に対する活動状況報告書の提出義務がなく、どれだけ熱心に売却活動をしてくれるかがわかりません。
複数の不動産会社を相手にするので、信頼関係を結ぶのも難しくなります。
対して専任系の媒介契約は、1社とだけ契約を結ぶことが特徴です。
不動産会社は自社に任された責任感から、熱心に売却活動をしてくれる傾向があります。
さらに専任系の媒介契約は、専属専任媒介契約なら1週間に1回以上、専任媒介契約なら2週間に1回以上、売り手に活動状況報告書を提出する必要があります。
不動産が売れなくて困っているときには、不動産会社と専任系の媒介契約を結び信頼関係を築いたうえで、二人三脚で売却に取り組むのがおすすめです。

仲介で売れないときには買取も検討する

不動産会社に熱心に買い手を探してもらっても、条件の悪い不動産は売却に至らないことがあります。
そのような場合は、不動産会社の買取も検討しましょう。
不動産会社の買取とは、不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法です。
不動産会社はリフォームして再販することを目的に買い取るので、仲介による売却より価格は3割ほど安くなってしまいます。
しかし買取価格に合意すれば、3日~1週間で現金化できるのが買取のメリットです。
買い手が見つかるまで待てないときには、不動産会社に買取を相談すると良いでしょう。

こちらの記事も読まれています|空き家を売りたい!「そのままの状態・更地にする」ではどちらが良い?

まとめ

不動産が売れないときには、なぜ売れないのか原因を考え、改善案を立てて対処する必要があります。
その際には、自分たちだけで判断せずに、不動産会社と相談しながら進めることが大切です。
売却期限があるときには、不動産会社の買取を検討するのもおすすめです。
株式会社武甲住宅でも、埼玉県秩父地域を中心とした埼玉県北部エリアにある不動産の売却や買取のご相談に応じています。
「こんな物件でも売れるかな」と不安に感じている方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0494-27-1001

営業時間
09:00 ~ 18:00
定休日
日曜日、祝日

売却査定

お問い合わせ