不動産売却を周囲に気付かれずに進めるにはどのような方法がある?

2021-12-07

不動産売却を周囲に気付かれずに進めるにはどのような方法がある?

この記事のハイライト
●不動産売却には(専属)専任媒介契約や一般媒介契約がある
●売却活動を周囲に気付かれずに進めたいなら不動産会社の買取を利用してみる
●周囲に気付かれずに不動産売却するときは期間が長くなりやすい

通常の不動産売却は広告などで宣伝し、より多くの方に情報を発信して成約を目指します。
しかし不動産を売却する理由は人それぞれなので、なるべく周囲に気付かれずに売買したいと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は周囲に気付かれずに不動産を売却する方法や、一連の手続きにかかる期間についてご紹介します。
埼玉県秩父地域を主とした埼玉県北部地域で不動産売却をご検討の方は、ぜひチェックしてみてください。

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周囲に気付かれずに不動産売却したい!:媒介契約の選び方

周囲に気付かれずに不動産売却したい!:媒介契約の選び方

不動産の売却にあたっては、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約の種類により売却方法が変わる部分があるため、自分に合うものを選ぶのがポイントです。
そこで周囲に気付かれずに売却したいときの、媒介契約ごとの特徴を確認していきましょう。

一般媒介契約の特徴

一般媒介契約とは、複数の不動産会社と媒介契約を締結できる方法のことです。
そのため不動産会社は、物件の情報をレインズ(不動産流通機構)に登録する義務がありません。
レインズは不動産会社専用のシステムなので、一般の方は直接閲覧できないものです。
しかし物件探しのため他の不動産会社へ相談している方が、このシステムを介して売却活動中であることを知る可能性はあります。
しかしながら、レインズの登録義務がない一般媒介は、周囲に気付かれずに売買を進めやすい方法の一つと言えるでしょう。
ただし購入希望者にも情報が伝わりにくいため、売却は長期間になる恐れがある点に注意してください。

専任媒介契約・専属専任媒介契約の特徴

専任媒介契約と専属専任媒介契約は、ともに単独の不動産会社と媒介契約を締結する方法です。
そして不動産会社は、物件情報をレインズに登録する義務があります。
レインズ経由で第三者に知られるリスクはある一方で、一般媒介にはないメリットも多い方法です。
売主にとっては不動産会社からの定期的な報告により、販売状況を把握しやすいでしょう。
そして不動産会社にとっては、成約すれば確実に仲介手数料を得られます。
そのため、積極的な販売活動に取り組みやすい特徴があります。
結果として(専属)専任媒介契約のほうが、早期に買主が見つかることもあるでしょう。
いずれの媒介契約を選んでも、売却活動が長期間に及ぶほど、周囲に気付かれずに売買を進めるのは困難になります。
そこでレインズの登録義務があったとしても、(専属)専任媒介契約で早期売却を目指すのもおすすめの方法です。

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周囲に気付かれずに不動産売却したい!:売却活動の種類

周囲に気付かれずに不動産売却したい!:売却活動の種類

不動産の売却活動には、さまざまな種類があります。
一般的な取引では、主に以下の方法を取ることが多いでしょう。

  • インターネットに情報を掲載する:多くの方に情報を提供できる
  • ポスティング:近隣エリアにピンポイントで情報を提供できる
  • オープンハウス:購入を検討している方に自由なタイミングで見学してもらえる

ただしこのような売却活動は、より多くの方々に売り出し中であることを知ってもらいたいときの方法です。
なかでもポスティングやオープンハウスは、近隣住民にスポットを当てた宣伝方法です。
そのため、周囲に気付かれずに売りたいときには不向きでしょう。
もちろん周囲に気付かれずに売買を進めるため、積極的な宣伝を控えてもらうことは可能です。
ただし買主も見つかりにくくなるため、売却活動は長期間に及んでしまうかもしれません。
そこで検討したいのが、不動産会社による買取です。

買取を利用する

周囲に気付かれずに売却したい方におすすめなのが、不動産会社による買取です。
購入希望者を探す必要がなく、広告宣伝などの売却活動もありません。
買取価格に納得すればすぐに売買契約を結べるため、なるべく早く売りたい方にもおすすめです。
たとえば当初は仲介での売却を目指しつつ、一定期間売れなければ買取に切り替えるといった利用(買取保証)も考えられるでしょう。
買取のメリット
買取のメリットは、購入希望者の内覧対応が不要な点です。
周囲に気付かれずに売りたい物件の場合、まだ居住中であるケースも少なくありません。
そのため、内覧のために部屋を掃除したりスケジュールを調整したりする必要がないのは、買取ならではのメリットと言えるでしょう。
さらに仲介手数料も不要なので、諸費用を抑えたい方にもおすすめです。
買取のデメリット
買取のデメリットは、仲介での取引相場と比較して売却価格が低くなる点です。
不動産会社は買い取った物件を、リフォームや解体して再販売します。
そこでリフォーム工事などにかかる費用を差し引くため、相場よりも安くなってしまいます。
その代わり現状有姿で引き渡せるので、売主側でリフォームやハウスクリーニングを実施する必要はありません。
ただし買取対応している不動産会社は限られるため、必ずしも利用できる仕組みではない点に注意が必要です。
なお株式会社武甲住宅では、買取に関するお問い合わせも受け付けております。
売却と買取のどちらにするのかでお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

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周囲に気付かれずに不動産売却したい!:売却にかかる期間

周囲に気付かれずに不動産売却したい!:売却にかかる期間

不動産売却にかかる期間は、一般的に3か月~6か月を要すると言われています。
主な流れと、目安の所要期間は次のとおりです。

不動産会社の価格査定及び媒介契約:14週間

事前準備として不動産会社の価格査定を受け、不動産がいくらで売れるのかを調べます。
査定結果や売却活動の内容に納得したら、媒介契約を締結します。
買取も視野に入れているなら、買取対応している不動産会社を選ぶのがおすすめです。

売却活動及び売買契約締結:13か月

売却活動中は、休日を中心に購入検討者が内覧に訪れるようになるでしょう。
また周囲に気付かれずに売却したいときは、宣伝方法についても配慮をお願いしておきましょう。
たとえば社名が表示してある営業車では来ない、宣伝用のノボリやパイロンを置かないといったものが考えられます。
ただし周囲に気付かれずに売りたい場合、購入希望者を探すのに時間がかかりがちです。
そのため目安の期間よりは、長引く可能性がある点に注意してください。

代金の決済と物件の引き渡し:12か月

買主が見つかったら、売買契約を締結します。
住宅ローンを利用した購入の場合、ローンの審査結果が出るまでには2週間1か月程度を見込んでおくのがおすすめです。
代金の決済と引き渡しは同時におこなわれるほか、スケジュールは買主の希望に合わせることが多いでしょう。

一戸建てや土地は売却準備に時間がかかる

隣地との境界線を明確にする必要があるので、一戸建てや土地は売り出し前の準備に時間がかかります。
なお境界線の確定には、隣地の所有者の立ち会いが必要です。
そのため隣地の所有者には、売却活動中であることを知られる可能性が高い点に注意してください。
ただし隣地の所有者は、有力な売却先の一つです。
隣地を買い増ししたいと考える方は珍しくないので、良い条件で売れるケースもあります。

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まとめ

不動産売却したいときに知っておきたい、売却活動の方法やポイントをご紹介しました。
なるべく周囲に気付かれずに早期売却を目指すなら、仲介だけでなく買取も検討してみてください。
株式会社武甲住宅では、不動産売却に関するご相談に対応しております。
埼玉県秩父地域を主とした埼玉県北部地域で、不動産の売却をご検討中の方はもちろん、買主が見つからずにお悩みの方や、買取をご検討中の方もぜひご相談ください。

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