2021-10-19
不動産売却において土地の譲渡とは、なにを意味しているかご存じでしょうか。
不動産の手放し方の違いによって、税金や手続きの流れは異なるため、意味をよく理解しておくことが大切です。
今回は、不動産売却をご検討中の方に向けて、土地の譲渡についてご紹介します。
混同しやすい相続や贈与、土地を譲渡するときの流れを把握して、今後の参考にしてみてください。
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不動産売却において土地の譲渡とは、所有権を「有償」で譲り渡すことで、売却と同義の言葉として扱われます。
土地を譲渡して利益を得た売主側には、譲渡所得税(所得税+住民税)が課税されます。
一方、相続と贈与は、どちらも土地を「無償」で譲り渡すことです。
ただし、相続は所有者が死亡したとき、贈与は所有者が存命中におこなわれます。
それぞれ、土地を譲り受けた側に相続税と贈与税が課税されることを覚えておきましょう。
土地の譲渡と贈与は、所有者のタイミングで取引が可能ですが、相続はタイミングを図れないという違いもあります。
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続いて、不動産売却における土地の譲渡の流れをみていきましょう。
1.査定依頼
査定依頼によって、該当の土地がどのくらいの価格で売れそうか調査してもらいます。
販売価格は、査定価格や近隣の相場などを参考に売主が決定しましょう。
2.媒介契約
不動産会社に仲介を依頼するための媒介契約を結びます。
契約をした不動産会社には活動の報告義務が発生します。
また、契約の種類は「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。
3.売却活動
不動産会社を通じて土地の内覧をおこないます。
購入希望者が土地を見学しに訪れる場合は、敷地内を掃除しておくと、購入希望者に好印象を与えられる可能性があります。
4.契約
媒介契約を結んだ不動産会社によく相談しながら、最終的な売買価格や引渡し日などについての決定事項を契約書に盛り込んで、買主と売買契約を結びます。
5.引渡し
土地を譲り渡し、同日に所有権を買主に移します。
登記手続きが必要なため、心配な方は、専門家である司法書士に依頼しておきましょう。
6.確定申告
土地を売却した翌年の2月16日から3月15日までの期間に、確定申告の手続きをします。
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今回は、不動産売却における土地の譲渡について詳しくご紹介しました。
土地を譲渡する流れのなかでも、査定は大切なポイントです。
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