収益物件を売却するメリット・デメリットとは？売却には時間がかかる？

収益物件とは、他人に貸して家賃収入を得ている不動産のことです。
アパートなどの収益物件は、マイホームなどの居住用物件などど比較して、手放すのが難しい存在です。
今回は、収益物件の売却をお考えの方に向けて、収益物件とはなにか、売却のメリット・デメリットについてご紹介します。

そもそも収益物件とは？売却することは難しいのか？

収益物件とは、家賃収入を得るために購入した一戸建てやアパート、マンション、テナント物件などのことです。
第三者に貸すことで、毎月一定の賃貸収入を得ている不動産を指します。
収益物件に所有者自身が住むことはなく、ご自身で住むために購入した不動産のことは、居住用物件と呼ばれます。
居住用物件とはさまざまな面で区別されており、居住用物件が受けられる税金の控除などは対象外です。
購入する際も、住宅ローンではなく、不動産投資ローンを利用します。

所有している収益物件を売却するメリットは？

収益物件を売却するメリットは、まとまった資金が手に入るところです。
収益物件を所有していると、毎月家賃収入が得られますが、入居者の減少や建物の老朽化などによって、損失がでてしまうこともあるでしょう。
空室の発生や金利上昇、赤字拡大などのリスクからも解放され、利益を確定することができます。
売却益を利用して、また他の投資で運用することもできるでしょう。
入居者はそのままで売却するオーナーチェンジという方法であれば、投資計画が立てやすいことから、買主も見つけやすいです。

所有している収益物件を売却するデメリットは？

収益物件を売却するデメリットは、定期的な収入を手放してしまうことです。
とくに安定した収入があった場合は、家計への大きな痛手となってしまうでしょう。
また、オーナーチェンジを選択する場合は、売却が知られることで入居者からの信用を失うことにもつながります。
さらに、入居者がいることで安い売買価格に設定されることも多いです。
新たなオーナーが部屋の状態や入居者について把握しにくいので、のちのちトラブルに発生するリスクも高いでしょう。
また、収益物件は現金化までに時間がかかるのもデメリットで、買い手が現れなければ、半年以上かかってしまうこともあります。
とくにリフォームをしないと入居者が集まりにくそうな古い物件は、時間がかかってしまうでしょう。

まとめ

今回は、収益物件の売却をお考えの方に向けて、収益物件とはなにか、売却のメリット・デメリットについてご紹介しました。
収益物件の売却にはメリット・デメリットがあり、売却のタイミングを見極めることが重要です。
売却には時間がかかることも多いので、売りたいと思ったら早めに動き出すと良いでしょう。
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