隣地と高低差のある土地の売却メリットとデメリットとは?がけ条例も解説

2023-10-17

隣地と高低差のある土地の売却メリットとデメリットとは?がけ条例も解説

隣地に高低差がある土地を売却する際には、売却時に重要事項説明を果たさないといけないなどの注意点があります。
また、隣地に高低差があるとさまざまなメリットやデメリットがあり、買主によっては売却しやすいケースもあるでしょう。
そこで、本記事では隣地に高低差がある土地のメリットやデメリット、売却時のポイントなどを解説します。

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売却における隣地と高低差のある土地のメリットとデメリットとは?

高地に位置する土地は、他の地域よりも高いため、住まいの内部や周辺を他人に見られるリスクが低く、プライバシーが守りやすいメリットがあります。
また、障害物が少ないので、日当たりや風通しも良好です。
さらに、美しい景色を楽しめたり、住居の下部を車庫として使えます。
これらのメリットを上手に強調すると、土地が高く売れる可能性も高まります。
しかし、このような土地は、坂や階段を上らなければ家にたどり着けないといった点で不便を感じる場合もあるでしょう。
とくに、荷物の運び込みや工事をおこなう際が大変です。
若い時期や主に車を使って移動する場合は、日常の生活においてはとくに問題は感じませんが、年をとったり移動手段が変わると、高低差の影響を受ける可能性が出てきます。
さらに、高低差のある土地には、法的な規制や制約も関わってくるので、土地の売買時には十分な注意が求められます。

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隣地の高低差のある土地は売却でがけ条例にかかる場合とは?

隣地より高低差がある土地や、崖の近くにある土地には、建築基準法などをもとに、各都道府県で制定されている「がけ条例」規制が適用される場合があります。
この「がけ条例」は、崖付近における建物の安全確保を目的としている条例で、都道府県や自治体、あるいは政令指定都市によって、その名前や詳細な内容は少々異なります。
多くの場所では、土地の高低差が2mあるいは3mを超え、かつ傾斜が30度以上の場合を「崖」と認定しており、そのような土地はがけ条例の制限を受ける場合が一般的です。
崖の上の土地だけでなく、崖の下側の土地も同じ条例の制限対象とされており、その範囲内では基本的に建物を建てるのは許可されません。
これらの制限や規制については、擁壁を設置するなどの土地を売却する際の重要事項説明でも確認が必要です。

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まとめ

隣地に高低差がある土地には、メリットがある一方でデメリットもあるので買主によって売却時に有利になったり、不利になったりします。
重要事項説明の確認時には、該当事項を買主にしっかりと説明するのがとても重要です。
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