一戸建てを売却したい！築20年の場合でも希望する価格で売れる？

何らかの理由でその土地を離れなければならなくなり、仕方なく家を売却する方もいるでしょう。
とはいえできることならなるべく高い値段で売りたいのが本音。
そこでこの記事では、築20年の一戸建てでも希望する金額で売れるのかをご紹介します。
地域や家の構造によって売却価格は異なりますが、埼玉県北部に住んでいる方は参考になるでしょう。
加えて売却を成功させるポイントもご紹介するため、これから売却する方も最後まで読んでみてください。

築20年の一戸建てを売却した場合の価格はどのように決まる？

築20年以上の一戸建ては、築年数が浅い一戸建てのものより価格が下がる傾向にあります。
なぜなら経年劣化をしているため、需要が低いからです。
築20年以上経過している一戸建ては一見住み続けられるように見えて、いろいろと劣化しています。
中古住宅の価値は法定耐用年数を基準に決められている傾向にあり、構造によって耐用年数が異なります。
構造ごとの耐用年数は以下のとおりです。

• 木骨モルタル造：20年
• 木造：22年
• 金属造(一般的に指す軽量鉄骨造：骨格材肉厚3mm以下)：19年
• 金属造（骨格材の肉厚3mm以上4mm以下）：27年
• れんが、ブロック造：38年
• 鉄筋コンクリート造：47年

以上の耐用年数から一般的には築20年を基準に、耐用年数を迎えていきます。
法定耐用年数は建物の寿命と考えられがちであるため、どうしても需要が低くなります。
さらに築20年以上の木造一戸建ては住宅ローン控除を使えないため、売却が不利になる要因の1つです。

築20年の一戸建てを売却させるための成功ポイント

築20年以上の建物は需要が低い傾向にありますが、ポイントを抑えることで売却できます。
絶対に押さえておきたいポイントは2つです。
築年数の古さを感じさせない、一戸建ての魅力を伝える
築年数が経過している一戸建てを売却するためのポイントの一つとして、築年数の古い不利な状況でも築年数を感じさせない魅力を伝えることが大事です。
たとえば日当たりの良さや、周辺の住環境の良さをその一戸建ての魅力として伝えるなどです。
過度な値引きには応えない
購入希望者の中には過度な値引きをする方もいます。
売却者が納得のいく取引ならば構いませんが、住宅ローンの返済に支障が出る場合は無理して答える必要などありません。
売主は買主を選ぶ権利があることをわすれないようにしましょう。

まとめ

築20年以上の一戸建ては、一見問題がないように見えて実は劣化している部分があります。
そのため、築年数が浅い一戸建てよりも高い値段で売るのは難しい傾向があります。
本記事でご紹介したポイントを踏まえて、不動産売却を検討してみてください。
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